タコ漁に出た秋田市の67歳の男性はこれまでの捜索でも見つからず 漁船は男鹿市沖で定置網に引っかかった状態で発見

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秋田 2025.04.11 18:29

10日の朝、秋田市から漁に出た67歳の男性が行方が分からなくなっていて、秋田海上保安部などによる捜索が続けられています。漁船は男鹿市沖で見つかっていますが男性の発見には至っていません。

熊谷奈都子記者 リポート
「男性はきのうの朝、こちらの漁港からタコ漁に向かったとみられています」

行方不明になっているのは秋田市の67歳の男性です。秋田海上保安部の調べによりますと、10日午後7時前、男性の妻から「秋田市沖でタコ漁をしている漁船が帰ってこない」と届け出がありました。男性は10日午前6時ごろ秋田市向浜から1人で漁船に乗り、漁に出ました。向浜では男性の車が見つかっています。

通報から約2時間後の10日午後8時40分ごろ、男鹿市船川港女川にある鵜ノ埼灯台から東に約10キロほどの海上で男性が乗っていた漁船が定置網に引っかかった状態で発見されました。転覆はしていなかったものの、船に男性はいなかったということです。

秋田海上保安部などが漁船が見つかった付近で捜索を続けていますが発見には至っていません。