「県政の改革を進める」秋田県知事選を制した鈴木氏が一夜明け意気込み
任期満了に伴う県知事選挙で元県議会議員の鈴木健太氏が初当選を果たしました。
当選から一夜、鈴木氏は「県政の改革を進める」と意気込みを語りました。
鈴木健太氏は6日に投票と開票が行われた県知事選挙で、次点の猿田和三氏に約8万4000票差をつけて初当選しました。
今回の選挙で鈴木氏は、県政の刷新を掲げて幅広い有権者の支持を集めました。
当選から一夜あけ、鈴木氏は取材に対し「まだ現実感はない」と正直な心持ちを明かした上で、「新体制をどうしていくか、県民が求めている政策、改革を 進めるために、まずは2月議会を通った骨格予算にどれだけ肉付けをし、6月議会に準備できるか」と意気込みを語りました。
鈴木氏は、7日朝、早速地元の秋田市広面地区の街頭でつじ立ちを行い有権者に感謝を伝えました。
鈴木氏の知事の任期は今月20日から4年間です。
このほか2つの市と2つの町で任期満了に伴う市長選挙町長選挙も行われました。このうち秋田市では54年ぶりに新人候補が現職を破りました。
秋田市長選挙は元県議会議員の沼谷純氏52歳が初当選を果たしました。秋田市長選挙で新人候補が現職を破るのは1971年以来、54年ぶりです。
北秋田市長選挙は現職の津谷永光氏73歳が新人との一騎打ちを制し5回目の当選です。
小坂町の町長選挙は現職の細越満氏77歳が新人を退け5回目の当選を果たしています。
12年ぶりの選挙戦となった羽後町の町長選挙は元町議会議員の佐々木康寛氏49歳が新人同士の争いを制し初当選です。