ダリアの生産者向け専門研修が修了　参加者が栽培への意欲を高める　秋田市

秋田市が今年度新たに始めたダリアの生産者向けの専門研修の修了式が行われました。

研修生たちは、花が咲き誇る季節に向けて、ダリア栽培への意欲を高めていました。

秋田市園芸振興センターが、生産者の確保と育成を目的に、今年度新たに始めた、ダリアの専門研修。

5月に開講式を迎えた1期生の5人は、約8か月間、実習などの研修を通してダリアに向き合ってきました。

県も生産拡大に力を入れているダリア。

28日は、すべての課程を終えた研修生が、花が咲き誇る季節に向けて、栽培や出荷の計画などを発表し合いました。

県やJA秋田なまはげの担当者からアドバイスを受けた研修生たちは、ダリア栽培への意欲を高めました。

中北手ファーム　佐藤久美子さん
「今までできなかった、挿し芽だとか球根の分球の仕方とか、自分の考えでやっていたものをこうやればいいんだなっていうのをしっかり分かったような気がして、とても良かったと思います」

田中圭子さん
「同じものを栽培している人たちとつながっていられるっていうのは、とっても心強かったので、楽しく研修することができました」
「ダリアがすごいきれいだっていうので、感動してもらえるようなお花を栽培していけるように、努力していきたいなと思います」

秋田市は、新年度もダリアの専門研修を続けることにしていて、募集は来月始まります。