健やかに育って 地域住民の思いを込めた30年目のこいのぼり 園児「元気に泳いでた」秋田・横手市
来月5日のこどもの日を前に、横手市大森町の川にこいのぼりが揚げられ、訪れた人たちを楽しませています。
25日は、地元の保育園の園児たちが訪れ、歌声も響かせました。
横手市大森町の中心部にある五日町の町内会では、地元の子どもたちを楽しませようと、毎年この時期に、地域を流れる大納川にロープを渡し、こいのぼりを揚げています。
揚げられているこいのぼりは、家庭で眠っていたものなど50匹で、活動を始めて30年となる節目の今年は、地元の保育園の園児たちが色塗りをした2匹のこいのぼりも揚げられています。
25日は、その園児たちも訪れ、すがすがしい春の風に吹かれながら、大空を悠々と泳ぐ姿を楽しみました。
園児
「楽しかった」
「元気に泳いでた」
「きょうは楽しい1日だった。だって鯉のぼりが泳いでるのきれいだから」
五日町 町内会 遠藤博美さん
「健やかに育って、大森町に、大人になってもまた戻って来るような、こいのぼり懐かしいなと思ってくれるような、子どもたちの成長を願っております」
地域住民の子どもたちへの思いが込められたこいのぼりは、来月下旬まで楽しめるということです。