合格を願って…受験生にブランド牛のステーキと手打ちそばを振る舞う 湯沢市
高校受験を控えた中学3年生を応援しようと、湯沢市で、地元特産の皆瀬牛と手打ちそばが振る舞われました。
生徒たちは、地域の人たちの温かい応援を受け、志望校合格への意気込みを新たにしました。
湯沢市皆瀬の住民でつくる「皆瀬地域自治組織」は、高校受験を控えた地元、皆瀬中学校の3年生を応援しようと、27日、食事会を開きました。
受験生9人の合格を願って振る舞われたのは、湯沢市が誇るブランド牛・皆瀬牛のステーキと、「そばのようにするする問題を解いてほしい」という思いを込めて、地元産のそば粉で打たれた10割そばです。
山あいに位置する皆瀬地区では、生徒も交えた自主防災組織を運営し、秋祭りを小中学校と共同で行うなど、住民と学校が一体になった地域づくりを進めています。
皆瀬地域自治組織 小野田敏昭 会長
「地域としては、地域づくりは人から、人づくりは子どもからと。きょうのおいしいものを思い出しながら、自分が平常心で受験に臨めるようにがんばってもらいたいなと思っています」
地域の人たちの温かい応援を受け、お腹も心も満たされた生徒たち。
志望校合格への意気込みを新たに、3月5日の試験に備えます。
生徒
「このそばを食べて力を出して、受験に合格できるようにがんばりたいです」
「いま以上にもっとがんばらなきゃなっていう強い気持ちに変わりました」
「受験がとても待ち遠しくて、地元のみなさんに恩返しがしたいという気持ちでいっぱいです」
「受験がんばるぞー!おーーー!」