早咲きのサクラほころぶ 市役所ではウメの花が…由利本荘市
27日夜から28日朝にかけて県内は雨が降り続きましたが、季節は春本番へと歩みを進めています。
由利本荘市では早咲きのサクラがほころんでいました。
太田英梨花アナウンサー
「由利本荘市の本荘公園です。3月ももう終わりですがきょうは冬物のコートを着ていても空気がひんやりと感じられます。そんな中、こちらの敷地内にはシキザクラが咲いています。日当たりの良いところではもう花が咲きそろっています」
シキザクラはソメイヨシノより早咲きのサクラと言われていて、春だけでなく秋にも花を咲かせるのが特徴です。
管理する由利本荘市観光協会によりますと、今年は今月15日ごろに咲き始め、その後開花がゆっくりと進みました。
先週の後半からは見ごろが続いています。
1年に2度ほころぶシキザクラ。
秋よりも春の方がより多くの花が開くということです。
本荘公園のシキザクラは来月上旬にかけて楽しめそうです。
一方、公園に隣接する由利本荘市役所ではウメが咲き始めていました。
3日前の25日に開花しているのを職員が見つけました。
こちらも来月上旬にかけて可憐な花を咲かせます。
この先、県内は日ごとの気温変化が大きく29日土曜日から30日日曜日にかけては上空に寒気が流れ込み、雪が降るところがありそうです。
三寒四温、週明けは晴れる日もある見込みで、春本番に向けて少しずつ季節が歩みを進めています。