新幹線の連結運転を14日に再開 分離レバーは金具で固定 こまちとはやぶさの連結トラブル受け JR東日本
秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさが走行中に分離したトラブルで、JR東日本は新幹線を連結しての運転を14日の金曜日に再開すると発表しました。
トラブルの原因がわかるまでは新幹線の中にある分離レバーを金具で固定して運転することにしています。
今月6日、東京都内で走行していた下りの秋田新幹線こまちと東北新幹線はやぶさが分離し、緊急停車しました。
このトラブルを受けて、JRは、秋田新幹線を秋田と盛岡の間での折り返し運転としていますが、14日の金曜日から一部を除き東北新幹線と連結しての運転を再開、15日土曜日からは通常ダイヤでの運行を予定していると発表しました。秋田と東京の間の直通運転が再開されることになります。
15日以降の盛岡から東京の間の指定席は今月分が13日の午前6時から。来月以降については14日金曜日の午前6時から販売します。
一方、こちらは分離した秋田新幹線こまちの連結部分です。
当時、緊急停止したこまちの連結器が、収容されたり開いたりという動作を繰り返していたということです。
電気的な不具合が原因とみられていますが、当面はこの動作が発生しないよう盛岡駅で、新幹線の中にある分離レバーを金具で固定して再発を防ぐことにしています。
JRは12日、この固定金具をつけての走行試験を行います。
またJRは引き続き国土交通省の運輸安全委員会とともに原因を究明することにしています。