石破首相から新人議員への10万円相当の商品券 去年の衆院選で初当選した福原淳嗣氏も受け取る

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秋田 2025.03.14 11:49

石破総理大臣が、自民党の新人議員に10万円相当の商品券を配っていた問題で、去年の衆議院選挙で初当選した、前の大館市長の福原淳嗣氏も受け取っていたことが分かりました。

福原氏の事務所は「開封せずに保管していた。同僚議員からの連絡で高額なものであることが分かり、返却した」と説明しています。

石破総理は、先週の3日月曜日に、自民党の新人議員15人と会合するのに合わせて、それぞれの事務所に土産として商品券を配ったと、13日夜遅く、報道機関に説明しました。

こうした行為は初めてではないとしたうえで、「政治資金規正法上も公職選挙法上も問題はない」という認識を示しています。

複数の関係者によりますと、商品券は10万円相当です。

この新人議員の中には、去年10月の衆議院選挙の比例代表東北ブロックで初当選した、前の大館市長の福原淳嗣氏も含まれています。

福原氏の事務所は、秋田放送の取材に対し、「開封せずに保管した。同僚議員からの連絡で、高額なものであることが分かり、返却した。ほかに受け取ったことはない。返却しているので特にコメントはない」と説明しています。