秋田県内のインフルエンザ患者数は6週連続で増加 新型コロナは減少

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秋田 2025.04.24 18:04

新型コロナウイルスやインフルエンザ、それに一般的なかぜの症状がある人の数に関する、秋田県内の最新の調査結果が公表されました。

インフルエンザについては、患者の数が6週連続で前の週を上回りました。

せきや喉の痛みがある一般的なかぜの症状「急性呼吸器感染症」や、新型コロナ、それにインフルエンザにかかった人は、県が定点とする25の医療機関で、1,259人でした。

インフルエンザは120人で、1医療機関あたりは4.8人と、前の週からの増加の幅はわずかですが、6週連続で増えています。

新型コロナは48人で、1医療機関あたりは1.92人と、前の週からは減少しました。

なお、県は、先週から、急性呼吸器感染症にかかった人の数の公表を始めていますが、前の週に公表した全体の数と、定点あたりの数を大幅に修正しました。

修正した後の結果に基づくと、最新の患者の数は、前の週から減少しています。

県によりますと、今月、把握を始めたばかりということもあり、医療機関が調査の結果を改めて確認したところ、国が示している症状の基準と異なるものが多かったことが修正の要因だと説明しています。