通信会社をかたるショートメッセージがきっかけ 仙北市の60代男性が194回にわたって現金約1,760万円を振り込みだまし取られる
携帯電話に届いたショートメッセージをきっかけに、仙北市の60代の男性が現金約1,760万円をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。
仙北警察署の調べによりますと先月中旬、仙北市に住む60代の男性のスマートフォンに通信会社のソフトバンクをかたる相手から利用料金に関するショートメッセージが届きました。
男性が指示通り記載された電話番号に連絡すると、日本個人データ保護協会のミヤモトをかたる男から「あなたは複数の投資会社に会員登録しており、1年間滞納している」などと言われ、その後コニシをかたる男から電話で言われるがまま現金を振り込みました。
さらに、日本ネットワークセキュリティー協会のハセガワをかたる男から電話があり、「あなたのスマホで93人の被害が出て5,600万円の損害が出ている」「無制限補償にするために600万円の支払いが必要」などと言われ、指示どおりに現金を振り込んだところさらに支払いを要求され、男性は全部で194回、あわせて約1,760万円を振り込み、だまし取られました。
警察は、通信会社をかたり未納料金が発生している
[https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/support/20221129a/]などと言って金を要求する詐欺の手口だと
して、このような電話やメールがあった場合はすぐに警察に相談
[https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/case/fictitious-billing/]するよう呼びかけています。