県議会開会 "骨格予算"の新年度当初予算案などを審議 佐竹知事「最後の最後まで県政運営に全力を尽くす」

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秋田 2025.02.03 11:50

県の新年度当初予算案などを審議する県議会が始まりました。

4月の任期満了で退任する意向の佐竹知事は「最後の最後まで県政運営に全力を尽くす」と述べました。

4月の任期満了で退任する意向の佐竹知事の“最後の定例の県議会”に、県は一般会計の総額で約5773億円の新年度当初予算案を提出しました。

佐竹知事
「知事として任期を全うする最後の最後まで県政運営に全力を尽くす」

春に県知事選挙を控えているため、新年度当初予算案は新たな事業を抑えた“骨格予算”となっています。

人口減少や医療・福祉、それに農林水産や教育に関する事業が主な柱で、防災力の強化やクマ被害の防止も基本政策に掲げられています。

佐竹知事は、4期16年にわたる県政運営を振り返り、再生可能エネルギーや農業の発展に力を入れ、成果があったとしつつ、最重要課題の人口減少については。

佐竹知事
「経営層の意識改革や女性のキャリアアップ意識の醸成に一定の進展が見られましたが、必ずしも満足できる成果を得るには至らなかったところであります」

県の新年度当初予算案などを審議する県議会は、来月6日まで開かれます。