「新年度も物価高の状況と賃上げの流れは続く」片桐 日銀秋田支店長 県内企業の景況感は3期連続で改善
日銀秋田支店は短観=企業短期経済観測調査を発表しました。
県内企業の景況感は3期連続で改善しています。
日銀秋田支店は景況感に関する調査=短観を3か月ごとに公表していて、最新の調査は2月下旬から3月末にかけて県内企業144社を対象に行われました。
景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた業況判断指数は全産業でプラス7と前回調査を2ポイント上回り、3期連続の改善となりました。
製造業では在庫調整が進んだ「電気機械」や高価格帯商品の売り上げが好調な「食料品」を中心に改善し、前回調査から8ポイント上回る、「プラス4」に。
一方、非製造業では、インバウンドを含む利用者数が増加した「運輸・郵便」で改善が見られたものの、「卸売」が水産物の価格上昇で販売が鈍化したことなどから、1ポイント悪化し「プラス8」となっています。
日銀秋田支店の片桐大地支店長は「新年度も物価高の状況と賃上げの流れは続くとみられていて、生産性の向上や新たな需要を掘り起こすことで企業が収益を上げることが重要になってくる」と指摘しています。