【WEB限定】秋田市長選挙に立候補の意思を表明している2人の主な公約は?

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.03.28 15:00

30日告示 4月6日投票の秋田市長選挙に立候補を表明している2人主な公約をWEB限定の記事と動画にまとめました。


プロフィール

まずは穂積氏、沼谷氏、2人のプロフィールを紹介します。

穂積氏は、秋田市出身で1957年4月生まれです。秋田市の市議会議員や県議会議員を務めた後2009年の秋田市長選で初当選し、現在4期目です。

好きな食べ物は果物で、毎朝5時ごろに起きて体操することを日課にしています。また、ピンク色のネクタイがお気に入りです。

沼谷氏も秋田市出身で、1973年3月生まれです。

県の職員を15年余り務めた後県議会議員に4回当選しています。前回4年前も市長選に出馬し三つどもえの争いで次点でした。

趣味は愛犬との散歩やランニング、音楽を聴きながら日本酒を飲むことなどです。

紺色のスーツを好んで着用し、8着持っているスーツのうち、3着が紺色だと明らかにしています。

主な公約①子育て・教育

穂積氏は、子どもの給食費、保育料・医療費の無償化を公約に盛り込んでいます。また冬場でも子どもが遊べる、屋内遊戯場の整備も進めたい考えです。

沼谷氏も、給食費・保育料・医療費の無償化が公約です。また、民間のフリースクールや、子ども食堂への支援や、夜間・休日保育の充実も図りたいと話しています。


主な公約②経済対策

穂積氏は、半導体工場やIT企業などの誘致を進めるほか、地元企業の設備投資も支援したい考えです。

沼谷氏は、企業誘致を現在の5倍にすることを公約にし、高校生や大学生が地元に就職する場合、支援金を給付することも公約に盛り込んでいます。



主な公約③災害対策

穂積氏は、市内の河川整備に加え、内水氾濫を防ぐための、逆流防止排水口や、排水ポンプ、雨水幹線の整備を公約に盛り込みました。

沼谷氏は、災害が発生した場合の初動体制の確立や、避難所への冷暖房の設置、公共施設や公園などへの雨水貯留機能整備を進めたい考えです。



主な公約④外旭川地区のまちづくり

穂積氏は、「ショッピングモールをつくるのではなく、官民連携による持続可能な社会基盤の構築」と強調し、教育機関や、民間企業の協力を得ながら、計画を引き続き進めたい考えです。

沼谷氏は、「現在の計画は白紙にしたい」と話し、今の計画づくりに関わった、民間事業者のイオンタウンや、計画を進めるうえで協力が不可欠な県と、改めて協議を始めたい考えです。

2人はそれぞれ、SNSでも活動の様子や公約を紹介していて、現時点で両者が共通して使用し、頻繁に記事を更新しているのは、フェイスブックです。また、2人は、YouTubeでも、公式サイトをつくり、目指す政策や活動の様子を紹介しています。

秋田市長選の投票日は、4月6日ですが、3月31日から、ご覧の市内10か所で、期日前投票を行うことができます。

31日から5日までは、秋田市役所のほか、各地の市民サービスセンターと連絡所、秋田駅西口のぽぽろーどや、イオンモール秋田2階でも投票ができます。

また4月4日は、秋田大学にも1日限りで投票所が開設されます。投票できる時間は、投票所によって異なります