古代エジプトで出土した品々の美術展 祝日も多くの人

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.04.29 18:40

古代エジプト3000年の歴史を感じられる美術展が横手市で開かれていて、祝日の29日、多くの人でにぎわいました。複製品=いわゆる「レプリカ」ではない、現地で出土した本物ばかりの貴重な展示会です。

横手市の県立近代美術館。ここには…金箔が施されたミイラのマスクや世界最古の紙・パピルスに書かれた 古代文字。それに神殿の柱の一部など、古代エジプトの、歴史や文化を学ぶことが出来る貴重な品々が集められています。

紀元前にすでに文明があり3000年に渡って繁栄を続けてきた古代エジプト。レプリカではなく、現地で出土した実物およそ200点が展示されています。祝日の29日も、多くの人が会場を訪れていました。

♪インタビュー 大仙市から
「細かい装飾の物とかすごい感動しました」

♪インタビュー 秋田市から
「写真ではよくいろいろ見たりするんですけど、実際って違うなってなんか色合いとかなんか質感とか」

古代エジプトについては、今なお多くの考古学者が発掘や研究を続けています。出土した品々は、美術品としての価値や評価も非常に高いそうです。

♪インタビュー 鈴木京学芸員
「とてもきれいだな。純粋にやっぱりきれいで、造形もまあ普段私達が見ているものとは違う感覚で作られているのでそういう楽しさがあるなと思い ます」

古代エジプト美術館展は6月29日まで、横手市の県立近代美術館で開かれています。