由利本荘市の中心部にかかる由利橋 車の通行止めを2か月半ぶりに解除 市は恒久的な対策を検討へ

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秋田 2025.04.23 18:27

由利本荘市の中心部にかかる由利橋で約2か月半続いていた車の通行止めが、23日午後5時前に解除されました。

由利本荘市は今後恒久的な対策を検討していくことにしています。

子吉川にかかる由利橋は、今年2月に道路からおよそ50メートルの高さに取り付けられていたボルト16本が落下しました。

冬場の季節風でケーブルが大きく揺れたことが主な原因です。

歩道は先月18日から通れるようになっていましたが車道は通行止めが続いていて、今月に入って橋とケーブルをつなぐためのボルト、すべてを交換するなど本格的な対策工事が進められていました。

その工事が完了し、23日午後5時前に車道の通行止めが解除されました。

由利本荘市建設部建設管理課 東海林健悟課長
「ボルトの落下事故から2月の5日からですけども、車両を通行止めにしたというところで大変市民の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしました。みなさんが安全安心に利用できるような橋にしまして、親しみのあるこれまでと同じような形でご利用いただければなというふうに思っております」

由利本荘市は今後原因となったケーブルの揺れについて、専門家の意見を交えながら恒久的な対策を検討していくことにしています。