新県立体育館の整備運営事業 大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを落札者に決定

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秋田 2025.03.07 18:05

再入札が行われていた、新たな県立体育館の整備運営事業についてです。

県は7日、大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを落札者に決めました。

6月までに事業契約を結び、2028年9月末までのオープンを目指します。

去年12月に再入札が公告された新たな県立体育館の整備運営事業。

県は6日、有識者を交えた審査会を開き、入札書を提出した3つの事業者グループの提案内容を審査しました。

入札金額のほか、事業の進め方や整備計画などを総合的に評価します。

審査の結果、大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを最も優れた提案に選び、7日午前、落札者に決めました。

約364億円の予定価格に対し、落札金額は325億円あまりでした。

新たな県立体育館は、現在と同じ、秋田市の八橋運動公園に整備されます。

地上4階建ての鉄骨造りで、延べ床面積は約1万7800平方メートル。

プロスポーツなどで使用されるアリーナの客席数は6030です。

音楽イベントなど、興行での使用も予定されています。

食事をとりながら試合やコンサートを観ることができるVIPルームやフードコートも整備する計画です。

アマチュアスポーツなどでの使用を想定した体育館は、バスケットコート2面がとれます。

県は、今年の6月までに、事業者側と本契約を結び、当初の予定通り、2028年9月末までのオープンを目指します。

施設は、来年スタートする、プロバスケットボールの新たなリーグ・Bプレミアへの参入が決まった、秋田ノーザンハピネッツのホームアリーナとなる予定です。