新県立体育館の整備運営事業 大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを落札者に決定
再入札が行われていた、新たな県立体育館の整備運営事業についてです。
県は7日、大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを落札者に決めました。
6月までに事業契約を結び、2028年9月末までのオープンを目指します。
去年12月に再入札が公告された新たな県立体育館の整備運営事業。
県は6日、有識者を交えた審査会を開き、入札書を提出した3つの事業者グループの提案内容を審査しました。
入札金額のほか、事業の進め方や整備計画などを総合的に評価します。
審査の結果、大手ゼネコンの清水建設を代表とする事業者グループを最も優れた提案に選び、7日午前、落札者に決めました。
約364億円の予定価格に対し、落札金額は325億円あまりでした。
新たな県立体育館は、現在と同じ、秋田市の八橋運動公園に整備されます。
地上4階建ての鉄骨造りで、延べ床面積は約1万7800平方メートル。
プロスポーツなどで使用されるアリーナの客席数は6030です。
音楽イベントなど、興行での使用も予定されています。
食事をとりながら試合やコンサートを観ることができるVIPルームやフードコートも整備する計画です。
アマチュアスポーツなどでの使用を想定した体育館は、バスケットコート2面がとれます。
県は、今年の6月までに、事業者側と本契約を結び、当初の予定通り、2028年9月末までのオープンを目指します。
施設は、来年スタートする、プロバスケットボールの新たなリーグ・Bプレミアへの参入が決まった、秋田ノーザンハピネッツのホームアリーナとなる予定です。