川沿いに400本が連なるサクラの名所 仙北市角館町の桧木内川堤でサクラのせん定作業
青空が広がる中、県内有数のサクラの名所仙北市角館町の桧木内川堤ではサクラのせん定作業が進められていました。
青空に映える残雪の山並みを背景に、徐々に膨らんできたサクラのつぼみ。
約2キロに渡って400本ほどのソメイヨシノが並ぶ県内有数のサクラの名所仙北市角館町の桧木内川堤です。
サクラのせん定作業はつぼみへの日当たりを良くし、きれいな花を咲かせるためだけではなく、枯れた枝や病気の枝を切り落とすことで木の寿命を延ばすことにもつながる大切な作業です。
樹木医 黒坂登さん
「鉛色の空と雪から解放されたっていうですね、一斉に花が咲くっていうのは何ともいえない気分になりますよね。花の期間は短いんですけども、みなさん楽しんでいただきたいと思いますね」
24日の県内は高気圧に覆われ、ほとんどの観測地点で今年一番の暖かさとなりました。
この陽気に誘われるかのように、角館のサクラの開花は去年よりも8日早い来月22日ごろと予想されています。
全国各地から去年86万人あまりが訪れた「角館の桜まつり」。
今年は来月15日から5月5日まで開かれる予定です。