患者数倍増 インフルエンザさらに拡大する恐れも
秋田県内のインフルエンザの患者数は前の週の2倍以上に増えました。大館を除く8つの保健所管内にインフルエンザ注意報が発表されています。
12月22日までの1週間に、県が定点とする52の医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は946人で、前の週のおよそ2.4倍に増加しました。増加は8週連続です。
1医療機関あたりの患者数は県全体で18人あまり。大館を除く8つの保健所管内は10人を超え、インフルエンザ注意報が発表されています。
新型コロナウイルスの感染者は前の週と横ばいの県全体で合わせて490人でした。
10人以上または利用者の半数以上が感染する集団発生は、高齢者施設や医療機関など19の施設から報告されています。
年末年始で人の往来が増えるため、今後さらに感染が拡大する恐れがあります。県は、こまめな手洗いや消毒など、基本的な感染対策を心がけるよう呼び掛けています。