明治時代に建てられた芝居小屋「康楽館」で定期公演が始まる 4つの劇団が大衆演劇や歌と踊りのショーを披露 秋田・小坂町
小坂町にある明治時代に建てられた芝居小屋、康楽館で定期公演=常打芝居が始まりました。
国の重要文化財にも指定されている康楽館。
今年は、4つの劇団が大衆演劇や歌と踊りのショーなどで、訪れた人たちを楽しませます。
小坂町の中心部にある康楽館は、1910年=明治43年に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財に指定されています。
毎年、春から秋にかけては、定期公演=常打芝居が行われていて、今年は、きょう23日から始まりました。
幕開けは、康楽館での公演が今年で20年目となる「下町かぶき組」の大衆演劇です。
物語は、心中しようとした夫婦が、捨てられた赤ん坊を見つけ、その子を育てる決意をするところから始まります。
コメディタッチに描きつつも、命の大切さや子を思う親の気持ちを考えさせるオリジナルストーリーです。
23日は、北海道から修学旅行で訪れた中学生など、およそ200人が、初日のステージを楽しみました。
康楽館の常打芝居は、10月28日までです。4つの劇団が大衆演劇や歌と踊りのショーなどで、訪れた人たちを楽しませます。