地産地消のクラフトビールが誕生!横手市初の醸造所 オーナーこだわりの一杯はふるさとの魅力満載
横手市で初めてとなるクラフトビールの醸造所で仕込んだビールが、3日から提供されています。
地元出身のオーナーがつくるこだわりのビールは、ふるさとの素材を取り入れた地産地消の一杯に仕上がっています。
喉の渇きを潤す、風味豊かなクラフトビール。
横手市役所にほど近い、市の中心部に醸造所を構える、クラフトビール「sunao brewery」です。
横手市では初めてとなるクラフトビールの醸造所で、オーナーの津川渚奈於さんは、横手市黒川の出身。
大学生のときに語学留学したドイツでビールの多様な味に感銘を受け、サラリーマンを経て、都内のクラフトビール醸造所で、4年間ビールづくりを学びました。
おととし、ふるさと横手に戻り、バーを開店。
日々の営業の傍ら、タンクなどの設備を導入して、ビールづくりの準備を進め、去年12月に初めて3種類のビールを仕込みました。
そんな津川さんが仕込むビールへのこだわりは。
スナオ・ブルワリー 津川渚奈於さん
「自分でお店をやるなら、ビールをつくるなら、地産地消を。横手でホップとってなかったら、もしかしたら帰って来なかったかもしれないですね」
津川さんのふるさと横手市は、ビールの原料のひとつ、ホップの国内有数の産地です。
仕込んだビールのひとつには、横手市産のホップとりんごの果汁を使用し、風味豊かでほのかな苦みと甘みを楽しめる一杯に仕上げました。
津川さん
「クラフトビールって、副原料としてフルーツをよく入れるので、そういう点でも横手ってフルーツがたくさんとれるので、クラフトビールファンはもちろんですけど、普段ビールが苦手だなと思う人にも受け入れられたりするような、誰にでも寄り添えるような多様性を持ったクラフトビールをつくっていけたらいいなと思います」
ふるさとの素材で醸す、横手市で初のクラフトビール醸造所、スナオ・ブルワリーのビールは、併設するバーで、3日から提供されています。