佐竹知事 最後の登庁日 4期16年を振り返る秘蔵映像も!鈴木健太氏に県政のバトンを託す
19日で4期16年の任期を終える佐竹知事が、18日、最後の登庁日を迎えました。
記者会見で「県民に支えられ、無事に任期を勤め上げることができた」と感謝の言葉を述べた佐竹知事。
新たな知事にバトンを託し、県庁を後にしました。
県職員だった時代を含め、40年あまりを県庁で過ごした佐竹知事。
18日が最後の登庁日です。
佐竹 知事
「おめでとうございました」
鈴木健太 氏
「ありがとうございます」
佐竹 知事
「きょうはどうですか、気持ちは」
鈴木 氏
「緊張しております」
新たな知事となる鈴木健太氏に事務の引き継ぎを行いました。
4期16年の経験を元にアドバイスした佐竹知事。
佐竹 知事
「まずはできることからスピーディーにさばくという、周辺の事情で動きますので、いつ変わるか分かりませんので、どういうふうにフレキシブルに対応するか、これが一番なんです」
「アドバイスを受けながらも、最後の決定は知事ですので、また議会ともうまく調整して、議会の認証を受けないとね、動けませんので。議員の経験がありますので十分分かっていると思いますが、ぜひ一つしっかり、このあといい方向に持って行ってください」
鈴木 氏
「16年間本当にお疲れ様でした」
来週月曜日に初登庁する鈴木新知事。
マーケティング専門の部署の設置や、右腕となる副知事の人事など、新たな体制づくりを急ぐことにしています。
鈴木健太 氏
「非常に丁寧な申し送りをいただきまして、いよいよだなと気持ちを新たにしています」
「刷新ではあるものの、急激な変化、荒っぽい改革という路線ではなくて、しっかりと地歩を固めながら、最終的に1期4年間いただいたわけですので、その中で最大限の成果を出せる方針で検討しているところです」
県政のバトンを託し、19日に任期満了を迎える佐竹知事。
その歩みは、山あり谷ありでした。
(詳しくは動画をご覧ください)
佐竹知事 最後の記者会見 恒例の漢字一文字で締めくくり
佐竹知事自身は4期16年をどう振り返るのか。“最後の記者会見”で漢字一文字で表現しました。
佐竹知事
「謝でございます」
「16年間いろいろありました成果がどうか別にして16年間本当に勤め上げることができたのは本当に感謝でございます」
「この感謝の謝は謝意の謝と若干至らぬ点について謝るほうのこれが20%くらい入っていますそういう意味で感謝とお詫びと両方含めて一番いい字がこれかなということでこの謝を書いたわけです」
「やはりじゃこ天騒動とかねああいう時に相当県民の皆さんにカバーしてもらったという普通は批難轟々でしょうか温かい気持ちでもって私のかわりに謝ってくれたというそんな非常にある意味で心苦しいこともあったけども本当にこういう点についても感謝しています」
退任後について問われた佐竹知事は、去年の夏に患った帯状疱疹で体力が落ちたとしてその回復に努めたいと述べました。
佐竹知事
「時間がありますので体力の回復運動の中に好きなゴルフ今度は好きなゴルフができますので!まずゴルフをやりながら体力を維持すると。またおじいちゃんですので孫と遊んでやるというのが楽しみです」
その後佐竹知事はあいさつ回りへ。
かつては県の職員として。そしてその職員を率いるトップとして長く過ごした県庁の各部局を訪れました。
佐竹知事
「自由経済社会においては富の集中のところに人が集まります。是非地元企業の振興と投資、様々な投資これをしっかりやってくださいまずは頑張ってください!本当にありがとうございました」
そして県庁をあとに 職員から惜しみない拍手が
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