社会福祉活動や女性の地位向上に貢献 国際ソロプチミスト秋田が2人の女性を表彰 秋田県
女性によるボランティア団体=国際ソロプチミスト秋田が、県内で社会福祉活動などに取り組む2人の女性を表彰しました。
国際ソロプチミストは1921年にアメリカで創設された、女性による、女性のためのボランティア団体です。
創立50周年を迎える国際ソロプチミスト秋田は、毎年、社会福祉活動や女性の地位向上に貢献した人などを表彰していて、今年は2人が受賞しました。
2人の子どもを育てながら大学に通い保育士を目指す池田愛美さんには、「自分の将来を見据えたその決意と勇気は、母として、女性として他の模範となるもの」だとして「クラブ賞」が贈られました。
池田愛美さん
「自分が大変だった時期に保育士さんに助けていただいたということから、わたしもわたしのように困ってる、困ってるというか大変な思いをしているお母さんたちってやっぱりたくさんいると思うので、そのお母さんたち、まあお父さんたちでも、力になりたいなというふうに思っております」
「女性栄誉賞」を受賞したのは秋田県がん患者団体連絡協議会の副代表を務める、田中鈴子さんです。
田中さんは自身の闘病経験から、女性のがん患者に帽子を贈る活動をしていて、その数はすでに5,000枚を超えています。
田中鈴子さん
「直接(受け取った人から)連絡いただくと、あ、活動続けて良かったなと思いますし、それをきっかけに直接お話しするようになった方もおりますので、少しでも患者さんの拠り所になるところがちょっとでも増えればいいかなと思ってやっております」
国際ソロプチミスト秋田は、これからも女性の活躍支援を続けていくことにしています。