願いを込めたランドセルをアフガニスタンに　聖霊学園高校の合唱部から学校に通えない子どもたちへ

秋田市の聖霊学園高校の生徒たちが、使われなくなったランドセルを集め、紛争が続くアフガニスタンの子どもたちに贈りました。

全国から集まったランドセルとともに、今年の秋ごろ届けられる予定です。

ランドセルを贈ったのは、秋田市にある聖霊学園高校の合唱部の生徒たちです。

紛争や混乱が続くアフガニスタンの子どもたちが、様々な理由で学校に通えず、教育を受けられないことを知り、4年前からこの活動に取り組んでいます。

今回集まったランドセルは、103個。

活動を始めた当初は20個足らずでしたが、地域の人たちからの善意もあり、その数は年々増えています。

ランドセルの素材メーカーが進めるプロジェクトを通じて、アフガニスタンに送られます。

聖霊学園高校　合唱部1年　上村陽菜さん
「学校に行けていない子どもにランドセルが届くことによって、学校に行ける環境を増やすことができたらいいなと思っています」
「SNSやポスター作りをして、いろんな方に、学校に行けていない人がいるっていうことを知ってもらいたい」

アフガニスタンの子どもたちが当たり前のように学校に通い、たくさんの思い出を作れるようにと、願いを込めて贈るランドセル。

文房具も添えて、今年の秋ごろ届けられる予定です。