春の観光シーズンへ!秋田と山形を結ぶ「鳥海ブルーライン」開通 雪の回廊は来月中旬ごろまで 秋田県
冬の間、通行止めとなっていた、秋田と山形を結ぶ観光道路・鳥海ブルーラインが、25日、開通しました。
待ちわびていた人たちは、早速、思い思いに今だけの景色を楽しんでいました。
にかほ市から鳥海山の五合目付近を通って、山形の遊佐町とを結ぶ観光道路・鳥海ブルーライン。
多くの観光客が、開通の時を待っていました。
総延長は、約35キロ。
今の時期は、雪の回廊が見どころのひとつです。
今年は、例年よりも少し低いものの、それでも高いところでは約6メートルの高さまで雪が残っています。
山﨑愛子 記者
「鳥海山の五合目にあたる鉾立です。こちらには、見上げるほどの雪の壁がそびえ立っています」
今後の天候にもよりますが、来月中旬まで雪の回廊が楽しめそうです。
男性
「すごいですね、まだこんなに雪があるとは思わなかった。きょう開通だって聞いたもんですから来てみたんですけど。」
「遊佐町のほうに降りてそっから尾花沢っていうところの銀山温泉のところ(行く)」
女性
「雪の壁どのくらいあるかなと思って来たんだけどあんまり多くないみたいで。」
「シラネアオイとか山野草咲くころまたちょくちょく来ます」
鳥海山の五合目、鉾立展望台の午前11時現在の気温は5度。
雲に包まれ、25日は残念ながら山頂や日本海を望むことはできませんでした。
それでも、訪れた人たちは、今だけの景色を楽しんでいました。
鳥海ブルーラインは、当面、午前8時から午後5時まで通行できます。
25日は、矢島口で山開きもありました。
まだ雪が多く残る鳥海山も、春の観光シーズンが始まりました。