「地元を愛し、未来に貢献したい」新入社員の合同入社式 フレッシュな81人がふるさとでの活躍を誓う 秋田県

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秋田 2025.03.26 17:57

この春から県内企業で働く新入社員の合同入社式が、秋田市で行われました。

社会人としての第一歩を踏み出した81人が、それぞれの職場での活躍を誓いました。

合同入社式は、社会人としての自覚を深めてもらうとともに、それぞれの職場への定着を図ろうと開かれました。

出席したのは、県内35の企業に入社する81人です。

秋田プライウッドに入社 渡部愛琳さん
「秋田県内で職に就くという選択は、地元を愛し、その未来に貢献したいという強い思いからです。私たちは、この覚悟を胸に、秋田県の持続可能な発展の一端を担っていく一員として、責任を果たしていく所存です」

今月高校を卒業した生徒のうち、県内企業に内定したのは、1月末時点で1162人です。

これは、内定者全体の76.5%にあたり、過去3番目の高さとなっています。

新入社員たちは、生まれ育ったふるさとでの活躍を誓い合いました。

かおる堂に入社
「お菓子が好きなので、それに関わる仕事に就きたいと思って入りました」
「先輩たちのアドバイスとかをちゃんと聞きながら、自分なりに考えて、できることをやっていきたいなと思います」

千代田興業に入社
「祖父が溶接の作業をしていたので、そこに昔の自分はあこがれたんだと思います」
「溶接工っていうのは、少しの経験ではなかなかうまくならないですので、少しずつでもいいので、自分の経験を積んでいきたいと思っております」

ナイスに入社
「学生とは違って、自分自身に責任が大きくかかることが不安ですが、ひとつひとつの仕事を丁寧にこなして、頑張っていけたらなと思います」

新生活に少しの不安を抱えながらも、期待に胸を膨らませ、新入社員たちは、それぞれの職場で、新たな一歩を踏み出します。