新スタジアム建設に向け平均観客数を6000人まで増やしたい ブラウブリッツ岩瀬社長
新たなスタジアムをめぐりサッカー明治安田J2・ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長は、完成までに年間の観客の数を平均で6000人にまで増やしたいとの考えを示しました。
新スタジアムができればさらに観客は増えるとして岩瀬社長は今後も建設への機運を高めていきたい考えです。
新スタジアム建設の議論に関わる秋田市の関係者や、市議会、県議会議員など、約130人が招かれたのは、理想のスタジアムのあり方を考えようと行われた会合です。
ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長
「スタジアムに関する注目度は日に日に増していると感じております。言い換えれば、それは我々に対する、秋田の未来に託した思いだったり、期待の表れなのかなと思っております」
ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長が司会を務め、全国各地のスタジアム整備の状況に詳しい専門家が、様々な事例を紹介しました。
秋田で特に必要な設備や規模、理想的な事業の進め方など、具体的な計画の提案までは話が及びませんでしたが、岩瀬社長は、建設への機運を盛り上げるため、まずは観客の数を増やすことに取り組むとの考えを示しました。
ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長
「私たちの想定で考えますと、自分たちのスタジアムができるまでに6000人の平均までを持っていこうということでおります。スタジアムの新設の整備効果、来場者効果、スタジアムできてるところをパーセンテージで出すと(対比)153%という数字になってます。我々が6000人まで集めておけば、9000人が新スタジアムになると一気に集まるというかたち」
その岩瀬社長は17日、監督や選手たちと県庁を訪れ、今シーズンを過去最高の順位で終えたことなどを佐竹知事に報告しました。
ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長
「クラブといたしましては様々な活動を通して、我々の存在意義や価値を、もっともっとご理解いただけるように、取り組んでまいりたい」
選手、監督は、オフシーズンに入りますが、クラブの経営陣は、建設に理解を得るための、県民や行政への働きかけを続けていくことにしています。