就職活動で重視するポイントは?企業の採用活動が本格化 "売り手市場"続く中、合同就職説明会 秋田県
企業の採用活動が、今月1日から本格的に始まっています。
秋田市では、12日、県内企業の合同就職説明会が開かれました。
学生たちは、就職活動する上で大切にしているポイントなどを、企業の担当者に確認していました。
県とハローワークが開催した、合同就職説明会。
来年3月に卒業予定の大学生や専門学校生が対象で、県内に本社・支社がある企業や自治体などが参加しました。
12日午前の部には、約60人の学生が参加し、企業の担当者の話に耳を傾けました。
ここ数年は、学生数の減少などを背景に、就職する側が優位の“売り手市場”が続いています。
また、インターネットを使った採用活動も活発で、かつては大勢の学生で埋め尽くされていたこの就職説明会も、空席が目立ちました。
県の担当者によりますと、最近は「残業が少ない」、「転勤が少ない」という企業が人気で、自分のライフスタイルに合った職場を求める学生が増えています。
学生
「年間休日など福利厚生についてちょっとお聞きしたくて」
企業担当者
「休日ですと、昨年の実績だと124日ですね」
「あとは資格取得に関して、一定レベルの資格だと、受験して合格すると受験料が会社負担になったりとか、ボーナス、上乗せ一時金という形で上乗せされる制度とかですかね、そういったところもあったりします」
学生たちは、就職活動する上で大切にしているポイントなどを企業の担当者に確認していました。
参加した学生
「どれだけその会社の生活を充実させていけるかという、社会人生活として楽しく過ごしていけるかっていう部分を大事にしていきたいなと思っています」
「気になった企業には、積極的に説明会だったり見学に参加して、少しでも多くの企業を知って、自分の就職の幅が広げられるように頑張っていきたいです」
合同就職説明会は、13日も、秋田市で午前10時半から開催されます。