県内初 横手市のコンビニに使用済みペットボトルの回収機 資源の有効活用へ

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秋田 2025.03.26 17:28

横手市のコンビニエンスストアに、県内で初めてとなる使用済みペットボトルの回収機が設置されました。

資源の有効活用につながると期待されています。

使用済みペットボトルの回収機が設置されたのは、横手市役所の西側にあるセブン-イレブン横手市役所前店です。

26日は、環境対策などについて包括連携協定を結ぶセブン-イレブンと横手市の関係者が出席し、セレモニーが行われました。

ペットボトルの回収機の設置は、資源のリサイクルを進めようと、セブン-イレブンが全国の約4200店舗で導入を進めていて、県内では初めての設置です。

店舗を利用しない人でも回収機の利用が可能で、ふたとラベルを外した洗ったペットボトルを5本入れると、セブン-イレブンの電子マネー「nanaco」が1ポイントもらえます。

回収されたペットボトルは、横手市が集積所まで運び、その後再びペットボトルとして利用されます。

セブン-イレブンの店舗で自治体が運搬を担うのは、全国で初めてだということです。

セブン-イレブン 矢田稔久 総務部総括マネジャー
「セブン-イレブンの店舗を回収拠点として、地域のみなさまと一緒に資源の回収を進めていければなというふうに考えております」

横手市 髙橋大 市長
「市民が環境に対する、また資源循環に対する意識の高揚につながればうれしいなと」

回収機は、横手市内すべてのセブン-イレブンに順次設置される予定です。

多くの市民が日々利用するコンビニでのペットボトルの回収が、資源の有効活用につながると期待されています。