東日本大震災で秋田県に避難し今も県内で生活をしている人は138世帯348人 秋田県のアンケート

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秋田 2025.03.11 11:56

東日本大震災で被災したあと、県内に避難し、いまも生活を続けている人の数は、今月1日現在、348人となっています。

県によりますと、東日本大震災があった2011年の12月には、1500人を超える人が、県内に避難していました。

その後も県内で生活を続けている人の数は、今月1日現在、138世帯348人で、この1年間では5世帯、13人少なくなりました。

福島県からが最も多く、107世帯291人、宮城県からが29世帯55人、岩手県からが2世帯2人です。

県が去年行ったアンケートによりますと、回答した60世帯のうち、39世帯が、県内で働く人がいると答えました。

また、今後の予定について、秋田にこのまま定住したい、またはすでに定住していると答えたのは34世帯でした。

一方で、13世帯が、いずれは避難元の県に帰還する、または帰還したいと答えています。

東日本大震災から14年。

県は今後も、月1回の情報誌の発行や、関係機関と協力した相談会・交流会の開催を続けることにしています。