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#17 2月26日放送
かさねかさねて/お菓子の郷ジロー
店舗でジックリ焼き上げるジローの看板商品かさねかさねては、米どころ秋田ならではのヒミツがたくさん。焼き生地に加えるのは米粉パウダー、そこへ秋田の地酒を加えるのだ。こうすることでしっとりした食感と滑らかな風合いとを実現させるという。まさに店の菓子作りの歴史を重ねて仕上げた一品。
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#16 1月29日放送
めるへんかまくら/勝月
秋田を代表する小正月行事かまくらを模したご当地スイーツ。卵白だけを使って特別な型で焼き上げた半円形のホワイトカステラを、ホワイトチョコレートでコーティング。黄金タッグの間違いないおいしさで、甘さもほどよく優しい口どけが絶品。
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#15 1月29日放送
サキホコレ炭火手焼き煎餅/米菓匠鼎庵
秋田の新品種『サキホコレ』を使用した炭火手焼き煎餅。 土佐備長炭で手焼きしたお煎餅に、醤油・昆布・シイタケ・鰹節・煮干しから出汁を取り、和三盆糖で甘み調整した特製タレを漬けて頂く。半分は素焼き、半分はタレ漬けで1枚で2度美味しい!
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#14 1月29日放送
若がえりまんじゅう/お菓子の泉榮堂
シットリ生地に練り込まれているのは高級食材の吉野葛と沖縄の黒糖で、まるでお餅のような舌ざわり。この特製生地で上品な甘さのこしあんを包んでふかした本格まんじゅう。そのネーミングはかつて羽後町で営まれていた酒蔵の銘柄からだという。
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#13 1月22日放送
フローズンキャンディ/ゴンタロー
パティシエ歴50年の社長が手がける手作りアイスキャンディ。ゴロゴロカットのフルーツを、ミルキーなこだわり生地で冷やし固めて頂く、見た目にもリッチなアイスキャンディが秋田の新しいスイーツカルチャーを席巻する!?
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#12 1月8日放送
あんドーナツ/三松堂
レトロカワイイ紙で作ったオリジナル玉子パックに入った三松堂のあんドーナツは、やっぱりアンコが命。北海道産の小豆でこしらえたあんを、フワフワシットリ生地で包んだその味わいも、なんだか懐かしさを感じる優しい味わい。
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#11 12月25日放送
りんごたると/ぜんげつ堂
創業が明治初期にまでさかのぼる、老舗菓子工房のぜんげつ堂がつくるりんごたるとは、店一番の人気商品。サクサクのタルト生地にシットリクリーム、なかには秋田県産のリンゴがダイスカットでタップリ入って食べ応えバツグン!リンゴそのものの甘みが味覚を直撃する味わい。
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#10 12月11日放送
はたはたパイ/木村屋
あのウナギなパイにヒントを得て開発された木村屋のはたはたパイ。ただ、本家をオマージュしながらも秋田らしさを追求した味わい。ハタハタの魚醤ショッツルに、地元横手のリンゴとウメが入った焼肉のタレを加えた特製ソースを、パイ生地に塗って焼き上げた味は甘じょっぱくて奥深い。
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#9 12月4日放送
さなづら/榮太郎
秋田北部に育つヤマブドウを意味する「さなづら」。このヤマブドウを濃縮ジュースにして天然の寒天でゼリー状に仕上げた秋田を代表する銘菓の一つ。甘酸っぱく濃厚なヤマブドウの味わいはそのままに、赤ワインの風味も感じる深い味覚が特徴。山の幸の滋養菓としても、秋田県民に浸透している。
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#8 11月13日放送
マロンウイッチ/くら吉
仙北市西木町特産の西明寺栗。なかでも栽培方法にこだわり大粒に仕上げた善兵衛栗を使った一品。細かく刻んだ善兵衛栗のマロングラッセをマロンクリームに敷き詰め、タルト生地でサンド。善兵衛栗の糖度は一般的なシャインマスカットとそん色ないほど甘い。冷やしてからいただくと、生地とクリームの風味がより引き立つ。
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#7 11月13日放送
いちじく甘露煮/佐藤勘六商店
いちじくの北限の産地と言われるにかほ市で、秋田伝統の保存食=いちじくの甘露煮を作る佐藤勘六商店の定番アイテム。最大の特徴は、地元にかほ市のフレッシュないちじくを、水ではなくいちじく果汁で煮込むこと。ともすれば甘くなりすぎる甘露煮だが、果汁で煮込んだ勘六商店のそれは、いちじく本来のフレッシュな甘さが口いっぱいに広がる。
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#6 11月6日放送
煉屋バナナ/煉屋菓子舗
創業約100年の煉屋定番銘菓。バナナじゃないのにバナナ以上にバナナなバナナフレーバーのたっぷり白あんを、最中でくるんだ一品。バナナが高級品だった昭和初期、手軽に買い求められるバナナのお菓子をと作られた。バナナフレーバーは創業時からイギリス製のものをこだわって使っている。
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#5 10月30日放送
しとぎ豆がき/かおる堂・一乃穂
黒豆の入った餅をからりと焼き上げた、米どころ秋田自慢のおかき。ともすると米菓は不ぞろいになりがちだが、このおかきは黒豆を中心に1枚1枚の焼きあがりが美しい。包みに入ったその一枚は、ほどよい塩加減と焼きたてのままのような歯触りが抜群で、やめられない味わい。
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#4 10月23日放送
三杯もち/菓子司つじや
見た目は完璧高級羊羹、でも一口食べるとモッチリお餅の歯ざわりで、ほどなく小豆の甘さがほんのり広がりお口で溶けちゃう不思議なお菓子。花火の街大曲で、大正の頃から街の祝い事の料理を取り仕切っていた老舗店が、いまも当時と変わらない製法で1本1本仕上げる逸品。
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#3 10月9日放送
ル・デセール/晩梅
ココア風味のスポンジケーキにチョコレートソースをかけたオーソドックスなチョコレートケーキ。実は四季に併せて口触りがほどよくなるようチョコレートソースの硬さを微調整している。店名晩梅の由来も聞いてびっくり「おばあちゃんの家(ばんばいえ)」なんだそう。味も由来もホッコリなチョコレートケーキ。
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#2 10月2日放送
だまこ餅/セキト
たっぷり特製ゴマダレ餡をこちらも特製プリップリのモチ生地で包んだもち菓子。
全国的にも珍しいのは「一旦凍らせてから頂く」ところ。昭和後期に導入した新しい生産ラインで試作品を作り過ぎてしまったため冷凍保存していたら、独特の歯触りに気づいたという偶然が産んだ銘菓。
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#1 9月25日放送
おばこナひでこナ/お菓子のくらた
50年も前のコーヒーブーム到来時代に、先代社長が”コーヒーに合う和菓子を作ろう”と開発したのがこのお菓子。アルミホイルでこんがり焼いたシットリ生地には、黒糖餡と白味噌餡とがタップリ!かすり模様の包みのモチーフは秋田民謡の「秋田おばこ」と「ひでこ節」なんだそう。
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